CSK化粧筆の製造工程を段階を追って紹介致します。
まず、原毛をレシピにそって準備します。(例 羊毛50%、リス50%、又は灰リス100%のように混合しない場合もあります)そして、逆毛(反対を向いている毛)や悪い毛を一本一本とり去り、徹底的に良い毛だけを選別します。一言で選別をするといっても、それは細い毛のことなので、非常に熟練性が要求されます。伝統の熊野筆つくり職人の中でも、選毛の技術を身につけるには10年はかかる!という方もいるほど・・・
一本一本丹念に選り分けます。非常に熟練度を要する作業です。
cosmetic-fudeの肌あたりは、原毛混合のレシピでそれぞれ異なりますが、そのトップの形によっても大きく左右されます。 さらえで徹底的に選別された原毛一本一本の一番細く柔らかい毛の先端部分を、そのトップの形にあわせてそろえていきます。 ここで毛を揃えきれないと肌あたりにムラがうまれ、毛を削いで肌あたり整えようとすると、削いだところがチカチカした肌あたりになってしまいます。 cosmetic-fudeの特徴である肌あたりの柔らかさは、毛組み、さらえ、芯たてという熊野伝統の筆造りの技からうみだされるもので、職人の感覚が研ぎ澄まされるところです。
芯たてでつくったトップの部分を特殊な接着剤で金具に接着し、毛抜けがでないように、よく接着ができているかチェックして、軸を取り付けます。
お客様のもとへ出す前に、毛ぬけ、軸ずれ、キズがなどないか検品をします。
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